サラリーマンの年収アップ術。ただ転職すれば良いという話ではない

だれでも年収が増えれば嬉しいですし、どうしたら年収をアップできるかを考えている人も多いと思います。

年収アップの方法は、それぞれの人が、いまおかれている環境によっても大きく異なるとは思います。

それでも、IT業界で働いてきた私の経験が参考になる場合もあるかと思いますので、ここで整理してみたいと思います。

私は、大学卒業からIT業界に就職し、細かな役割や職種は変わったりもしましたが、基本はIT業界で働いてきております。

大雑把に私の年収遍歴としては、20代は400~500万円前後、30代は600~800万円前後、40代は900万円~となっております。

この私の経験をもとに、年収アップのために必要となることをまとめていきたいと思います。

自分自身の価値を高めて年収アップを狙おう

当然のことかも知れませんが、年収というのは、あなたの価値に対して支払われている報酬になります。

みなさんも、モノを購入するときにお金を払いますよね?

言葉は異なりますが、これと同じことになります。

あなたが会社で働いてくれることで、どれだけの価値が生み出されるのか、その生み出された価値に対して、会社としては、いくらの報酬をはらうのか、ということになります。

そのため、あなたが生み出す価値が大きくなればなるほど、その対価となる年収もアップしていくことになります。

この時の価値が、目に見えないため判断が難しいことではあるのですが、一般的に会社員では、

・エンジニアであれば、会社の業務で必要となるような資格を取得する
・担当した業務やプロジェクトを成功に導き、リピートオーダーを貰える
・自分一人ではなく、チームをマネージメントすることで、プラスアルファの成果を出す

このようなことが、自分自身の価値を上げることにつながっていくのだと思います。

私も、年収を強く意識をしていたわけではありませんが、相手と私が楽になるためにはどうすれば良いか、ということを良く考えて仕事をしていました。

お客様が気づいていない課題を先回りでつぶす、課題が表面化しないためその時は気づかれない場合もありますが、後々気づいて感謝される、それをモットーにしていたと思います。

このように、年収を上げることだけを意識していると、うるさい社員というレッテルを張られてしまうかも知れませんが、必ず評価は後からついてきますので、私もある程度評価されて出世できているのだと思います。

また、気をつけなければならないのは、自分独りよがりの価値とならないようにすることです。

私はこれが出来る、なのでスゴイ、という人も中にはいるのですが、それが今の会社やお客様にとって必要なモノでなければ意味はありません。

そのように周りをきちんと見渡しながら、自分自身の価値を高めていく必要があるのだと思います。

自分自身の価値を適正に評価してもらおう

1点目の自分自身の価値を上げることが、年収を上げるための一番の方法だと思いますし、将来にもつながっていくと考えております。

しかし、そもそも自分自身の価値が適正に評価してもらえていない、という状況があるのも事実だとは思います。

このようなことを書くと、すべて転職すれば良い、という話になってしまいそうで嫌ではあるのですが、事実でもあるので書かざるを得ませんでした。

という私も20代のころに転職しておりますが、その転職で100万円以上の年収アップをしました。

正直、やっていた仕事としては、転職前の方が難易度としては高かったのではないか、とも思いましたが、転職するだけで、これだけの年収アップをつかむことが出来る可能性もあります。

これについては、一概に自分の価値が適正に評価されていなかったからだ、という話ではないのかも知れませんが、事実ではありますので、自分の市場価値を調べてみる、ということは大事なのかも知れません。

ただ、

私は転職を考える前に、いま所属している会社の中でもやれることは多くあると思います

まずはそちらをやりきってから転職を考えれば良いとは思っております。

まとめ

年収は多いにこしたことはないですし、自分の価値と見合った年収であれば、それはそれで良いのだとは思います。

しかし、自分の価値がどの程度なのか分からないといった場合に、年収が少ないと言っても、きちんと聞き入れてはもらえないと思います。

まずは、

自分自身の価値を高める努力をすること

その次に自分の価値が市場でどの程度なのかを把握すること

これらを実施する中で、年収アップについて相談していくのが良い流れなのだと思います。

参考記事:

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