社会人にとって情報収集は大事です。
でも、もっと大事なのは良質な情報を集めること!
私が社会人になったころは考えられなかったかも知れません。
その頃は、どちらかというと、より多くの情報を集めたものが勝つ、そのために最新の情報を仕入れる手段を持つという時代だったからです。
ですので、過去の私がいた会社ではアメリカにも駐在している方がいて、その方が最新のアメリカの情報を仕入れて日本に発信してくれる、というような状態でした。
そこから、いまではインターネットやスマートフォン、タブレットが普及し、誰でもいつでもどこでも無数にある情報にアクセスできる時代となっております。
そのような状況の中で、嘘や不確実な情報が大量にあふれるようになっており、どのようにして良質な情報を集めるのか、少し考えてみたいと思います。
もくじ
まずは広く情報を集めよう
もちろん、まずは情報を集めないことには始まりません。
基本的には、ニュースサイトなどから集めることが多くなると思いますが、IT系の企業でエンジニアとして働いている私は、以下のような順番です。
- 新聞社のニュースサイト
- IT系ニュースサイト(日米)
- 特定企業(興味のある企業や、取引のある企業など)のサイト
通常時であれば、上記で事足りると思います。IT系ニュースサイトは、かなりの数がありますが、それも全部読むというよりは、目を通すという感覚です。
ただ、最近(といっても10年ほど前くらいからでしょうか)、これだけでは十分ではないとも感じております。
理由としては、やはり、そもそも、そのニュースサイトを作成する会社等によって情報が取捨選択されていることが一番大きな原因かと思います。
もちろん、プロの方が情報を取捨選択し、読み手にとって読みやすい形にしてくれているため、必読のサイトであるとはいえると思いますが、人の一歩先を行く、情報力で人に差をつける、と考えたときには十分ではないと思います。
そこで必要になるのが、SNSと言えます。私も色々やれているわけではないですが、メインはTwitterです。
通勤電車の中でTwitterを見ながら、ニュースサイト系では入手できない情報を集めているときもありますが、よく使う方法としては、
- 噂はあるけど、まだニュースなどになってないようなとき
(少し情報の種類はズレますが、電車の遅延情報などは一番早いですよね) - ニュースになっていることの反対意見をさがすようなとき
といった形になります。
このようなことを意識することで、自分に入ってくる情報の量が徐々に増えてくると思います。
集めた情報を取捨選択する
Twitterなどで情報を広く集めると、それこそ無限とも思われる情報が集まってきます。
問題はここからどう良質な情報を取捨選択するか、最近よく言われる情報リテラシが大事になってきます。
正直、まだ私の中で答えが出ているわけではないですが、大事なのは、
- 1つの意見だけでなく、かならず反対の意見が無いかどうか考える(調べる)
- 日々の情報収集の中で、信頼できるソース、情報元を見つけておく
などなどが大事だと感じます。
いまやSNSの時代になったので、情報が無限に広がり、そこから正確な情報を仕入れるための情報リテラシが必要と言えます。
ただ、少し考えると、昔もデマなどはありましたので、情報リテラシが必要であることに今も昔も変わりはないと思います。
人の噂だけで行動して友達と気まずくなった経験を持っている人も多いのではないでしょうか。
どうしても多数派に反論するのは難しいとは思います。
難しいとは思いますが、逆にそこはネットの世界なので、自分の意見をしっかり持ち、反対の意見を探すことをしても誰との関係が悪くなるようなことはありませんので、正確な情報を集める、ということを意識できればと思います。
まとめ
いまや情報はあふれかえっており、本当に必要な情報を見つける方が難しい、と言える世の中かも知れません。
そのような状況ではありますが、その中で必要な、正確な情報を手に入れる方法を持っていることが今後の強みになってくると思います。
私は1つの情報を見つけると、それに関連する3つのことを意識して調べるようにしております。
そうすることで、関連性を持ちながら情報の幅を広げることができますので、記憶にも定着しやすく多くの情報を効率的に入手することができると思います。
これからも、様々な情報が届くと思いますので、間違った情報に惑わさられず、必要な情報を効率的に収集できるように、一緒に情報リテラシを向上していければと思います。
参考記事: