少し前、「Python3エンジニア認定データ分析試験」を受験し、何とか合格することができましたので、合格までの道のりについて整理しておこうと思います。
結論からになってしまいますが、Python3エンジニア認定データ分析試験に向けて勉強したことは、今後のエンジニア生活において役に立つと感じました。
しかし、本番の試験においては、出題内容に少し違和感を覚えました。
試験は合格することが大事ではなく(もちろん、合格するにこしたことはないのですが)、そこまでの道のりが大事だと考えております。
そういう意味で、Pythonを体系立てて学んでみたい、と思っている方にとっては挑戦する意味のある試験だと思います。
それでは、私が合格するまでの、
・なぜ、Python3エンジニア認定データ分析試験を受験しようと思ったのか
・Python3エンジニア認定データ分析試験に向けての学習方法
・Python3エンジニア認定データ分析試験の本番についての感想
これらについて整理していきましょう。
今回整理した内容が、いまPython3エンジニア認定試験の受験を検討されている方にとって有益な情報になれば嬉しく思います。
もくじ
なぜ、Python3エンジニア認定データ分析試験を受験しようと思ったのか
Pythonのエンジニア認定試験には、2024年10月時点では以下4種類があります。
- Python3エンジニア認定基礎試験
- Python3エンジニア認定データ分析試験
- Pyhotn3エンジニア認定実践試験
- Python3エンジニア認定データ分析実践試験
私は、どの試験も受験したことがなかったのですが、学生のころからプログラミングに対する知識は少しあり、業務でもPythonを使って簡単な業務効率化といったことは実施しておりました。
そのため、基礎試験はさすがに不要と考え、データ分析試験を受験することを決めました。
以前から、ML/DLに興味はあり、G検定を取得していたことも、理由の1つではあります。
プログラミングを初めて学びます、という方の場合は、Python3エンジニア認定基礎試験から受験する方が良いかと思います。
Python3エンジニア認定データ分析試験に向けての学習方法
この試験の出題範囲は、認定テキストである「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書」になります。
そのため、基本的にはこの本でしっかり学習することが1番だと思います。
私は、2-3か月の計画でちょうど3か月で合格することができました。
1-2か月: 「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書」の学習
(もちろん、実際にコマンドを叩きながら本を読み進めていきました)
2-3か月: 模擬試験での学習。
無料で模擬試験が公開されておりますので、その模擬試験を何周かすることも大事だと思います。
(参考)模擬試験:https://study.prime-strategy.co.jp/
Python3エンジニア認定データ分析試験の本番についての感想
受験してみて、なんとか1発で合格することができて、ほっとしているところではありますが、正直、不合格だった場合、2回目に挑戦していなかったと思います。
理由としては、
・本番の試験の出題内容が、あまりピンとこなかった。今後必要になる知識を問われているのかどうか不明に感じた。
・教科書での勉強、模擬試験での勉強、こちらの方が難易度が高いと感じ、そこで養われた知識で十分であると感じた。
模擬試験では紙とペンが必要ですが、本番の試験ではそれが不要(渡されない)となります。
といったことが挙げられます。
他の資格試験でも、模擬試験の方が難易度が高い、ということは良くあるため、普通といえば普通だとは思いますので、資格を取得する意味がないと言っているわけではありません。
私が、資格にこだわる年齢ではない、という点も大きなところだと思います。
まとめ
私は、プログラマーではないため、すごく細かい部分まで学ぶというつもりはありませんが、データ分析のための前準備である
・データの前処理
もそうですが、それよりも前の
・ビジネス課題の明確化
を実施していくためには、最低限必要になってくる知識だと思います。
この試験も文法などの基礎を学ぶ試験ではありますので、実用という観点では、これからも学び続けていく必要はあるのだと感じます。
参考記事: