自己投資というと様々なものがあります。
・ジムに通ったり、定期的に検診を受けたり、将来の自分自身の健康につながるもの
・髪の毛を染めたり、好きな服を買ったり、いまの自分の見た目に気を使うもの
などなど、色々なものがありますし、どれも、将来の自分のためであったり、いまの自分の満足度を高めたり、どれも大事なことだと思います。
今回は、その中で、サラリーマンや会社員として働いている方の将来のためになる自己投資について考えてみたいと思います。
サラリーマンや会社員は、自己投資をして勉強しても、すぐに結果、つまりは給料に結びつかないことも多く、後回しになっている方もいるのですが、私はとても大事なことだと思っています。
ですので、今回は、
・サラリーマンや会社員が陥る、自己投資に対する良くない考え方
・自己投資は必ず将来の自分のためになる
ということを整理していきます。
もくじ
自己投資に対する良くない考え方
サラリーマンや会社員の場合、自己投資したことが、すぐに給料という結果になって返ってこないことが多いこともあり、どうしても自己投資は無駄という考えに陥ってしまう方がいます。
良くある思考の順序としては、
・現在担当している業務とは異なる知識や経験のために自己投資して成長する。
例えば資格の勉強をして資格を取得する。
・現在対応している業務とは異なるため、仮に資格や知識を習得したとしても、
来年や今後数年で給料が上がる可能性は低い
・会社から勉強のための費用を貰えないのであれば、やる意味が無い
といった感じになるかと思います。
給料としてすぐには返ってこない、だから自己投資が後回しになる、この気持ちは理解するところもあります。
しかし、会社から費用が出ないからやらない、という考え方の場合は、私にはまったく理解できません。
自己投資は、文字の通り、自分(自己)のための投資です。
会社のための投資ではありません。
もし、会社から費用がでれば勉強する、と言ったことがある方は気をつけてください。
それは自分自身の成長を、自分で止めていることに他なりません。
そうはいっても、自己投資に対するメリットが見えない事には、なかなか理解しづらい部分もあるかと思いますので、少し精神論のようになってしまいますが、自己投資の意味を考えていきたいと思います。
自己投資は必ず将来の自分のためになる
自己投資をする意味は、一言で言ってしまうと、
必ず将来の自分のためになる
これだけではあります。
言い方を変えると
必ず将来の自分のためにできる
必ず将来の自分のためにする
と言った方が正確かも知れません。
例えば、会社から費用が出て、部署にいる全員で同じ資格取得に向けて勉強し、資格を取得したとします。
周りも含めて全員が同じ資格を持っています、何が変わりますでしょうか?
部署にいる全員が同じ資格を得たので、組織としては底上げされたのかも知れませんが、自分自身が一歩先に行った感じはしないですよね。
一方で、視座の高い人は、いま担当している業務だけではなく、時代に合った必要なスキルを自分で勉強して身につけていきます。
もちろん、明日の時点では、担当業務と関係はないことのため、何かが変わるということではないかも知れません。
- ただし、そのスキルを得たことで、いまの業務を俯瞰的に見ることができ、新たな発見が得られるかも知れません
- 時代は変わり、そのスキルが必要になるかも知れません
- 部署異動があり、そのスキルが必要な部署で働くようになるかも知れません
このように、スキルや経験は、直接的に関係あることだけではなく、そのスキルや経験を得るまでの過程や躓き、それを含めて自分自身のためになっていると言えます。
自己投資とは自分自身の知見を広げるものであり、自分自身の視座を高めてくれるものであり、将来の自分自身のためになることですので、色々なことに興味をもって挑戦していって欲しいと思います。
まとめ
自己投資という言葉は良く聞くが、何からやるのが良いのか、その結果どうなるのか、これらが分からないことは多いです。
もちろん、将来のために実施することであり、投資ですので、必ずプラスになるとは言えないかも知れません。
それでも、成功する人達というのは、とても高い視座を持っていたり、広い知見を持っていたりする方がほとんどだと思います。
将来の自分のための自己投資、少しずつでも良いので始めて見ることをお勧めします。
方法はいろいろありますが、やはり、投資額も小さい読書から始めてみるのが良いかも知れません。
本屋にいって平積みされている本を買ってみてください。
将来の自分のために、少しでも今の自分に変化があらわれるかも知れません。
私も色々なことへの興味を絶やさずに、視座を高めていきたいと考えております。
参考記事: