職場のコミュニケーションで大事なこと。これもキャリアアップには必須のスキル

キャリアアップにコミュニケーションが必須と言うと、

  • 上司の言うことを黙って聞くとか
  • 人の顔色をうかがうとか

少しマイナスな印象を受ける人が多いのかも知れません。

ですが私は、コミュニケーションというスキルは、誰にでも身につけることができて、このスキルが向上することで仕事が非常に楽になり、自身のキャリアアップのためにもなると思っております。

何か特別なスキルを学ぼうということではなく、生きていく上でも普通に必要となるコミュニケーション・スキルですので、意識して向上させることは間違いではないと思います。

ただし、コミュニケーション・スキルを向上させるには、何か公式のようなものがあるわけでもないのも事実です。

ですので、常日頃の意識の仕方が大事になると思っております。

そこで、日々私が意識している事、思っている事を整理させていただき、職場のコミュニケーションに悩んでいる方の助けに少しでもなることができればうれしく思います。

職場のコミュニケーションで大事なこと

コミュニケーションといっても、友達とのコミュニケーション、隣人とのコミュニケーションなどいろいろあるとは思いますが、ここでは、職場におけるコミュニケーションということで話していきたいと思います。

同僚ではあるが、友達ではないという考え方

職場の同僚と良い関係を築こうとすると、友達と接するようなコミュニケーションを意識する人が多いかも知れませんが、私はちょっと違うと考えております。

やはり、同僚であって、友達とは少し異なります

これを理解した上での適度な距離感というものが大事になってくると思います。

もちろん、長年の関係から友達になるということもありますが、ここではその手前の状態とします。

以前も書いたのですが、相手の仕事を理解して、同僚として手を差し伸べる、感謝を伝える、といったことをするだけで、同僚との関係は良くなると思います。

あの人は、ちょっとしたフォローがすごく上手で助かる

といった噂がたつようになれば完璧です。

コミュニケーションが上手な人は、誰からも好感を持たれており、もしその人に困ったことがあっても、誰かが助けてくれるような環境ができあがります。

出世の足を引っ張られるようなこともなくなります。

上司に意見を言うことも1つのコミュニケーションである

職場のコミュニケーションというと、上司の言うことを黙って聞いて、言われたことを懸命にこなすことが1つの方法と考える人もいるかも知れません。

しかし、上司の言うことを聴いているだけでは、仮に一時的に良い雰囲気になったとしても長くは続かないものです。

また、そのような部下しか育てることができない上司は、いつか会社からの評価も下がります。

自分の評価を上げるためには、上司の評価(組織の評価)を上げることが大事なのです。

そのためには、上司と対等に(実際は対等ではないですが)意見をぶつけ合うことのできる関係性が必要になります。

もちろん、愚痴や文句を言えと言っている訳ではありませんのでご注意ください。

きちんと、自分の考えや意見を上司に伝える、ということになります。

ここは、まだ若いうちは難しいかも知れませんが、自分の考えが間違っていれば訂正すれば良いだけですので、少しずつでも言ってみることをお勧めします。

友達ではないとは言ったが、相手を信頼することは重要

友達の場合、相手を信頼していますよね?

先ほどは、同僚は友達とは違う、という話をしましたので、同僚を信頼する、ということは矛盾した意見になるかも知れません。

同僚に対しては、仕事をする上での信頼、という形が必要になります。

  • 仕事をお願いするときには相手を信頼してお願いする
  • 仕事をお願いされたときには相手を信頼してきちんと対応する

このようなことが必要になります。

これにより、同僚間の信頼関係が出来上がり、組織で働くものとして非常に働きやすい環境が広がっていくと思います。

賛否両論あると思うが、飲みニケーションは手軽な方法

飲みニケーション、書くべきか、書かないべきか、正直悩みました。

時代錯誤と言われてしまうかも知れないからです。

ただ、少し考えて欲しいのは、

・仕事がやりやすくなったら良いですよね?
・気が重い仕事でも、自分のスキルアップやキャリアアップにつながるのであれば、やりますよね?

ということと、少し近いものがあるとも思います。

飲み会に行くことで、上司の考えを聞くことができ、そのことを踏まえて、上司に意見をすることもできるようになると思います。

※もちろん、上司の過去の自慢話を毎度聞かされることが苦痛なことは理解しますし、そのような話しかできない上司との飲み会であれば行かなくても良いとは思います。

また、先に挙げた、同僚との関係性構築、上司への意見出しなどなど、コミュニケーション環境を向上させることのできる絶好の場であります。

この環境を向上させることができれば、仕事は格段にし易くなりますし、その結果として仕事の質も上がりキャリアアップにつながるとも言えます。

これを、キャリアアップするために、

苦しみながら資格試験の勉強をして資格を取る

というのと、

少し我慢して付き合うだけで、どの会社でも通用するコミュニケーション・スキルを向上できる

というのでは、断然後者の方が楽だと考えております。

もちろん、お酒が飲めない人からするとあり得ないといったこともあると思いますので、絶対に行きなさいという話ではないですが、キャリアップを目指しているなら、手段の1つと割り切るのも良いと私は考えています。

まとめ

最後はおじさんの戯言になってしまった感じもして、少し反省しておりますが、コミュニケーションをキャリアアップのためのスキルの1つ、として考えることは良いことではないかな、と思います。

キャリアアップ=転職

という世の中になっているかも知れませんが、コミュニケーション・スキルは転職時にも有効で、転職を成功に近づける1つの武器だと思います。

自分のスキル1本でのし上がっていく、という思いも恰好良いと思いますが、そのステップを少しでも短縮する、もしくは楽にする手段としてコミュニケーションにも意識してみると良いと思います。

参考記事:

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