「オレは布団でも仕事ができる。」今の時代を表現した広告が面白い

少し前の話ですが、電車の中吊り広告で爆笑しそうになりました。

「オレは布団でも仕事ができる。」

いったい何を言っているのだろうと思いましたが、テレワークが広まっている今の時代において、多様な働き方を表現したもののようでした。

インパクトのある広告だと思いますが、このシリーズから、これからの働き方を考えていくきっかけに出来ると思います。

テレワークあるあるを表現した広告

電車の中吊りで見つけた広告ですが、調べると色々なパターンがあったようです。

「オレは布団でも仕事ができる。」
「もう猫吸いながらしか仕事できません。」
「子供ファーストで仕事まわしたい。」
「あ~、寝室出た瞬間、オフィスがあったらいいのにな~。」
「寒いから出社したくないみたいな日もある。」

テレワークが広まってきた今の時代を見事に表現されていると思います。

これまでは、当たり前のように、仕事は会社のオフィスに出社してするものと考えられていましたが、いまではその概念がまさに根底から崩れようとしていると思います。

私もテレワークを活用した仕事をしておりますが、本当に、出社しなくても自宅で仕事ってできてしまいますよね。

さらには、テレワークをすることで通勤時間というものが無くなり、仕事に費やす時間が変わらなかったとしても、プライベートの時間が増加します。

これは、とても素晴らしいことだと思います。

このようなテレワークあるあるですが、反対の視点を持ったものもあります。

「出社したらしたで、楽しいんだよな。会社も。」
「雑談から生まれるシナジー信じてる。」
「ランチで愚痴言ったりするのが、心のオアシス。」

こちらも納得という感じです。

この広告はoVoiceというところが出しているのですが、oVoiceも出社とテレワークのハイブリッドの勤務形態を推奨しているようです。

これまでは当たり前のように出社していた、そのための通勤時間は無駄であった、だからすべてテレワークで仕事をすればよい、のような単純なことではないと思っています。

テレワークの良さは、これまで感じたことが無かったため、特に取り扱われますが、出社することの良さもふまえて、これからの働き方を考えていきたいと思います。

oVoiceの広告から考えるこれからの働き方

テレワークは、プライベートの時間を増やすこともありとても良い働き方だと思います。

それでも、完全テレワークになると不都合な部分も感じているのではないでしょうか。

それは、やはりリアルで会うことで生まれる会話に起因するものではないでしょうか。

仕事をする上で必要になる質問や報告、相談は、どこにいても必要なタイミングで適した方法で実施できるかと思います。

しかし、わざわざ電話してまで言うほどの事でもないと感じる小さな相談事項はどうでしょうか。

会話する機会が減っているいま、言わなくなった回数も増えたのではないでしょうか。

これらは、1つ1つを見ると問題ないことだと言えるのですが、これらが積み重なることによって、大きな問題の種を植え付けていることになる場合があります。

まだまだ日本ではジョブ型と呼ばれる雇用形態であることは少ないと思います。

その場合、チームで協力して仕事をしていく必要があり、マニュアル化されていないタスクも多数あります。

日々顔を合わせている状況では、相談しながら進めていくことが出来るのですが、テレワークになるとそうもいきません。

これらのことを考えると、テレワークという制度はとても良いことではあるため、自由に使える状態にしておくことが大事ではあるが、出社することで得られるメリットも同時に考えていく必要がある、ということだと思います。

テレワークを基準にするのではなく、いつでもテレワークを使った自由な働き方も選択できる、という状態が良いのだろうと思います。

人それぞれ家庭の環境は異なります、その異なった環境を1通りの働き方に当てはめるのではなく、様々な選択肢を用意する、これが大事なのです。

まとめ

テレワークか出社か、そのような議論をされていることもあるかもしれませんが、どちらかを選択するようなものでは無い

というのが私の思いです。

これまで出社が前提だったため、働くことが出来なかった人が、テレワークを有効活用することで働くことができる、こういったことが増えてくる働き方が大事なのだと感じます。

将来的には技術が進歩し、出社しなければできなかったことが、テレワークでもできるようになるかも知れません。

そのような状態になった時には、もちろん改めて働き方を考えていけば良いのです。

技術や時代は常に変わっていきます。

その変化に、柔軟に対応していける企業が今後は強い企業になっていくのだろうと感じます。

企業で働く私たちも、そのような変化に追従していく能力が求められてくるのだと思います。

参考記事:

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