最近、つみたてNISAなど初心者の方でも投資など、資産形成を意識するような機会が増えていると感じます。
私も、数年前まではほとんど意識したことがありませんでしたが、老後2,000万円問題にはじまり、少しずつ興味を持つようになってきました。
いまでは、なぜ、もっと前から勉強していなかったのだろうと後悔しております。
このように投資や資産形成に関して、まだまだ初心者である私ですが、色々な情報にアンテナを立てることが出来るようになってきたかな、と思えることがありましたので、そのことについて記事を書こうと思いました。
それが、
『欧米の平均余命、コロナ禍で第2次世界大戦後最大の低下』
といったニュースを見たことでした。
そこで、
・なぜ、平均余命、平均寿命の記事が気になったのか
・平均余命、平均寿命の低下から思う私の思い
について整理しておこうと思います。
もくじ
なぜ、平均余命、平均寿命の記事が気になったのか
投資を始めようと考えられている方、投資を始めている方の場合、以下のような話なり記事なりを聞いたり見たりしたことがあるのではないでしょうか。
・人口が増加する。
・人口増加に合わせて経済も成長する。
・経済成長に合わせて株も成長する
私もこのイメージを理解できたことがあり、いわゆる株式への投資による資産形成に一歩踏み出せたと感じます。
そこで少し前の状況では、
・日本は人口が減少傾向にある
・アメリカなどの諸外国は人口が増加傾向にある
という状況でした。
私たち日本に住む人間として、確かに日本では人口減少、高齢化が騒がれており、今後の将来に不安を覚えることもあります。
しかし、世界に目を向けると、まだまだ人口も増加しており、経済成長にも期待できる部分があるかと思います。
そのような時に、先にも記載しましたニュース
『欧米の平均余命、コロナ禍で第2次世界大戦後最大の低下』
は、あれ、私がこれまで考えていたイメージが成り立たないようになってしまうのではないか気になった、ということになります。
平均余命、平均寿命の低下から思う私の思い
私はただのITエンジニアであって、経済の専門家ではありませんので、将来の予測をしようと思っているわけではありません。
このような記事を読むだけではなく、そこから考えられる別のことを意識できるようになりたいと考えているだけになります。
IT業界のニュースであれば、1つのニュースから複数の影響を考えることが自然とできるようにはなっております。
しかし、経済や投資などは、まだまだ手を付け始めたばかりであり、訓練の1つだと思っております。
今回、平均余命の低下のニュースを見て、まず考えるのは、
・人口増加⇒経済成長⇒株価も成長
の図式は単純には成り立たない、ことになってしまいます。
それでは、これからは株式への投資はやめた方が良いのでしょうか。
私はまだそこまでは考えておりません。
理由の1つとしては、これまでの図式である
人口増加⇒経済成長⇒株価も成長
については、モノを作ることが主流であった経済の中におけるものと考えているからになります。
いまは、物理的なものを大量に作り上げるよりも、アイデアであったりバーチャルであったり、目に見えないモノやサービスを作り上げることが重要な経済になっていると感じております。
そのような世界では、たくさんの人でたくさんのモノを作る、ではなく、一人一人がどれだけのモノやサービスを、より効率的に作り上げていくかが重要なのだと思います。
最近では、生産性向上という言葉も流行っていると感じますが、まさに生産性だと思います。
よって、今後は
生産性向上⇒経済成長⇒株価も成長
という図式になっていくのかな、と勝手に考えております。
まとめ
今回は、私のマネーリテラシ強化のための訓練を兼ねた記事となりました。
平均余命が低下してしまうニュースを見たことで、それまで私が信じていた人口増加による経済成長の考えを、どう調整していけば良いのか、それを考えるきっかけにできたことが良かったことだと考えております。
これまではIT業界のニュースにしか興味はなかったですが、今後はより経済や金融といったニュースにもアンテナを張っていくことが必要だと感じております。
最後の、
生産性向上⇒経済成長⇒株価も成長
については、私が勝手に妄想しているだけで、なんの根拠もないのですが、何かしらの方法で経済が成長していき、私たちの生活が豊かになっていけば良いと感じます。
少し悲しいところとしては、生産性向上についても、日本は世界に後れを取っていると感じることです。
私たち日本人の生活が豊かになれるように、自身でできる事を続けていきたいと思います。
参考記事: