テレワークが普及しないのは仕組みの問題ではなく、変化を嫌う文化の問題だと思う

新型コロナの時代から4年が経とうとしております。

様々な形で、私たちの生活を一変させてしまったコロナウィルスですが、まだ暫くは我慢の闘いが続いてしまうと思います。

そのような状況の中で、色々な対策やお願いが政府から出されておりますが、その中で、サラリーマンが直面することとしては、テレワークの推進になるかと思います。

みなさまの会社はテレワークを実施されていますでしょうか?

中々テレワークが進んでいないといったニュースも目にしますので、現時点の状況を整理しつつ、何が問題なのかを見ていきたいと思います。

テレワークの普及率の実態(2021年9月執筆辞典)

株式会社ネクストレベルが運営する転職応援メディア「未来のお仕事」の調査結果で以下のような結果が載っておりました。

約70%が「コロナ禍以前と働き方は変わらない」

少し驚きの結果だと感じます。

これだけ、世の中が変わってしまっている中で、サラリーマンの仕事のやり方は7割の割合で変化がないということになります。

政府がテレワークを7割にしましょう、ということを発信するときがあると思いますが、それを実現する週に3回以上のテレワークという方は、約17%にとどまっているようです。

1回目の緊急事態宣言の時は、何とかテレワークにしてみた、という企業もあると思いますが、1年たった今では、結局元の働き方に戻っている、ということが現状なのだと思います。

さらに4年がたつころには、出社に戻す動きさえ出始めていると感じます。

それでは、このようにテレワークが普及しない原因はどこにあるのでしょうか。

普及しないテレワークの課題は仕組みの問題と、それ以上に文化の問題

テレワークが普及しない原因には様々な理由があると思いますが、大きくは2つ挙げられると思います。

・テレワークをするための仕組みが無い
・テレワークを嫌う文化がある

私個人の意見としては、特に後者が問題だと思いますが、それぞれについてみていきたいと思います。

テレワークをするための仕組みがない

ペーパーレスといったことが言われだしたのはかなり前の話になります。

しかし、そもそもペーパーレスが進んでいないという状況も多く、まずはそこから実施しなければならず、費用もかかってしまうため、簡単にはテレワークに変えることができないといったことがあります。

こちらについては、初期費用だけで考えるのではなく、今後のWithコロナ時代も見据えて、徐々に準備していく必要があるのだと思います。

また、セキュリティ的な問題の場合、こちらは簡単にはいかないかも知れません。

個人情報などを扱うような業務の場合、テレワークのために、外部から社内の情報にアクセスできる仕組みを作ること自体がリスクになってしまいます。

このような場合でも、様々なセキュリティ対策や製品はあるのですが、完全なものはないと言えますし、やはりそれ相応の費用が上乗せされてしまいます。

ここで挙げられたように、仕組みの問題の場合、一社員の頑張りだけではどうしようもなく、企業としてテレワークの必要性を実感し、目に見えないメリットを加味した費用対効果から検討してもらうしかないかも知れません。

テレワークを嫌う文化がある

私は、こちらが一番の理由であることが多いのかな、と思っております。

テレワークのデメリットとしては、

コミュニケーションの取りづらさ

が挙げられると思いますが、それだけを理由に挙げるような場合は要注意かなと思います。

もちろん、コミュニケーションの取りづらさはあるのですが、それはテレワークを継続しているからこそ出てくる課題であって、対策も出始めております。

オフィスに出社して、自分の目の届く範囲で、メンバーが仕事をしている

これができなくなることへの不安・恐怖が、テレワークを拒絶しているのだと思います。

これが一番厄介だと感じます。

30年、40年とサラリーマンをやってこられた方からすると、急にテレワークと言われても、どのようにメンバーを管理していけば良いのか分からず、不安になる気持ちは分かります。

私も、テレワークの状況下で、どのようにメンバーを見ていくのが良いのか、正直いまだに手探りの状態です。
それでも変化を恐れていては、時代に取り残されてしまいます。

環境の変化を受け入れること、その変化に自分も合わせていくこと、これらが今後求められることになるのだと思います。

Withコロナ時代で生き残る企業として成長していくために、我々も、変化から逃げずに適応していきたいと感じます。

まとめ

コロナのワクチンも進んできており、徐々に活動も活発にできるようになってくるのかもしれませんが、これからの時代、様々な変化が求められるようになってくると思います。

その変化の1つがテレワークということだと思います。

テレワークになることによるデメリットばかりに目を向けず、いかにしてメリットを最大化させるか、という考え方で前向きに取り組んでいきたいと思います。

これはテレワークに限った話ではないかも知れません。

柔軟な思考、人の意見を聴く力、この重要性が増しているように感じます。

サラリーマンとして働いておりますが、会社に守られている時代は終わってますので、自分自身の成長は止めないように行動していくことが、時代の変化に右往左往しない強いサラリーマンになるための指針になると思います。

(2023年3月追記)

コロナとの闘いも3年を迎え、さらに状況は変化しています。

日本では、完全リモートワークを宣言するような企業が出てきたかと思えば、最近の欧米の大手IT企業では、どちらかというとオフィス回帰が叫ばれているように感じます。

オフィス回帰を口に出しだした企業は、コロナが流行した直後に完全在宅を実施した企業である、とも言えます。

完全在宅の期間を経験したからこそ、オフィスで働くことの大事さを学び、そのメリットも生かそうとしているのだと思います。

このことから考えると、日本はやはり1歩遅れていると感じてしまいます。

仕事内容、業務内容それらによって、オフィスで働くことが良いのか、リモートで働くことが良いのか、様々だとは思いますが、ようは状況に合わせて柔軟に素早く判断する、ということが大事なのだと思います。

今後はメタバース上であればオフィスと変わらない、といった働き方もできるようになるかも知れませんので、オフィスかリモートかだけではないかもしれませんが、今後の働き方には注目していきたいと思います。

参考記事:

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