【読書】『1%の努力』から学ぶ、これまでとは少し違う考え方

ひろゆき氏が執筆された「1%の努力」を読んで、私の学びになった部分についてまとめていきたいと思います。


もともとは2チャンネルという掲示板で有名であったひろゆき氏だが、最近ではテレビやYouTubeでの露出も増えており、知っている人も多いのではないだろうか。

1%の努力は、そのひろゆき氏がこれまでの人生の中で意識してきた考え方などがまとまっており、なかなかに一般人とは異なる感性だな、ということで面白く読んでいけると思います。

既に色々なメディアで取り上げられている著書だとは思いますので、細かい話はそちらに譲るとして、私が共感した以下の2点について書いてみたいと思います。

・仕事をする人は3つのタイプに分けられる
・人生の楽しみ「笑い話をいくつ持っているだろうか?」

仕事をする人は3つのタイプに分けられる

著書によると、仕事をする人は、次の3タイプに分かれるとされている。

①0から1を生み出す人
②1を10にする人
③10を維持しながら11,12・・・にしていく人

いかがでしょうか?

私は、2のタイプだなと思いながら、1のような才能を持つ人を称賛している自分がいました。

昔から私は、「0から1を生めないので、それができる人は素晴らしい」といった発言をしていた気がします。

世の中一般的にも、「0から1を生み出す人」が称賛されていると思います。

ただし、本書では、

「① 」のタイプがあまりにも礼賛されすぎている
「② 」の人が冷遇されるようになってきている

とした上で、「③」として戦っている人を応援していると記載されている。

「③ 」のタイプの話を聞くと「つまらない」と感じてしまう人が多いかもしれません。

そのような人におすすめの方法として、「試行錯誤」を入れてみる事である。

つまり、ヒマをヒマでなくす技術ということになります。

何か1つテーマを決めて実際にやってみる、終わった後に感触を確かめてみることが良いとのことです。

そうすることで、退屈な仕事もゲームに変わると記載されています。

確かに、私は「②」のタイプかも知れませんが、「③」のような仕事をしなければならないこともあります、サラリーマンですので。

そのような時に、だらだらと仕事をこなすだけでなく、自分なりにテーマを見つけて変化を楽しむことが出来れば、また違った世界が見えてくるのかなと思います。

また「①」のタイプの人だけが天才ではなく、「②」として支えることも大事とのことです。

いわゆるトップクリエーターとなる「①」の人を支える、そういう仕事の仕方もあるのです。

そして、気に入られるような頑張りをするのではなく、その人の才能を伸ばす方向でやれることを考えてみよう、とのことです。

いわゆる縁の下の力持ちということかと思いますが、これだけ実力者として認められるひろゆき氏が言っているとなると、少しワクワクする気がします。

人生の楽しみ「笑い話をいくつ持っているだろうか?」

本の締め目くくりでは、ひろゆき氏らしいという感じもしますが、「最後にはすべて笑い話にできる」というという章になっています。

世の中すべて「ネタ」だということ
笑い話をいくつ持っているだろうか?

この思考はとても好きな思考で、共感できる思考でしたので、最後に共有させていただきます。

受験がうまくいかなかった
就職が決まらなかった
事業で失敗した
お金が無くなった

これらの失敗がいくらあったとしても、友達とお酒を飲みながら自虐を言えば、ゲラゲラ笑ってくれる、ということです。

それが、人生の楽しみの中で大きな1つである。

ツライ出来事があったり、しんどい目にあったりすると、どうしても心が塞ぎがちになってしまいますが、

「これ、絶対に後で笑い話になる」

と考えて、いまの状況を乗り切りましょう。

まとめ

多くの人と同じく、ひろゆき氏のことは「昔流行った2チャンネルの管理人さんだな」くらいの印象しかなかった私ですが、この本には共感できる部分も多くあったと思います。

特に、このようなことをやってのける人は、絶対に「①」のタイプの天才だと思っていましたが、著書では自分を「②」のタイプと書かれています。

私も「②」のタイプだと考えていることもあり、それでも生き残る道はいくらでもあるということに気づかされた気がします。

誰の言っていることが正解で、誰の言っていることが間違い、という話ではないのですが、様々な人の意見を聞きながら、自分自身を成長させていければと思います。

参考記事:

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