コロナにより、テレワークになり、残業代が激減、０になったという方がいらっしゃるかと思います。
また、コロナだけでなく、働き方の改善は進み、以前のように月何十時間も残業することが少なくなった方も多いと思います。
残業０と聞くと良い事だと思いますが、残業代が０となると話は変わってくる方もいるでしょう。
これまで、サラリーマンとして働いていると、生活残業はダメということは当たり前ではあるのですが、一般的に業務量などを考えると、ある程度の残業は必要不可欠であり、必ず発生しているものだったと思います。
それが、テレワークになり、労務管理上の問題もあり、残業が０になるような状況になっております。
会社の方針として、徐々に残業を減らしていこうということであれば、様々な準備ができたと思いますが、今回は急にそのような状況になってしまっているという感じです。
中々、この件に対してどのように対応すればよいのかは難しいところではあるのですが、残業代減少や収入減少に対して、できる事や望む形を考えてみたいと思います。
もくじ
コロナの影響でサラリーマンの残業代が激減
良くも悪くも、サラリーマンとして働いていると、多少の残業が発生していたという方が多いと思います。
当時は、残業なんてしたくないな、と思っていたとしても、いざ残業０になってみると、こんなに給料が少なくなるのか、と感じた人も多いのではないでしょうか。
厚生労働省の調査報告でも、30%以上の残業時間減少となっているようです。私の感覚的には、もう少し多いように感じます。
もちろん、コロナが終息すれば、徐々に業務が忙しくなっていくことで、残業が増えていく可能性もあるとは思いますが、以前のような形にはならないと思います。
会社側も生産性を上げていくことを目標に、残業代を減らしていこうとすると思います。
ですので、サラリーマンとしては、以前の残業時間に対する対価をベースに考えるのではなく、3割減くらいをイメージして自身の生活設計を考えていく必要があるのだと思います。
残業代の増減はサラリーマンである以上宿命かも知れない。どのような対策があるのか。
もちろん、残業代を見越して仕事をする、ということは本末転倒ではあると思いますし、やはり生産性を上げて残業を減らしていき、プライベートの時間を有効に使うということが大事だとは思います。
それでも、いきなり残業０となってしまっているような現状ですので、何かしらの対策はできるのでしょうか。個人的に考える将来的に望む姿も合わせて考えてみたいと思います。
空いた時間で副業にトライしてみる。
昨今良く言われている事かも知れませんが、やはり自分の身を守るという点では、副業にチャレンジしてみるということが有効なのではないでしょうか。
会社の就業規則として副業を禁止しているところも多いと思いますので、規則に反してでもやった方が良い、とは思いませんが、そもそも副業を禁止する企業も少なくなるなど、徐々に変化が起こっているところだと思います。
もちろん本業に影響を与えないということが大前提ではあります。
しかし、副業にトライしてみることで、自分自身のスキルアップにもつながりますし、ある程度の収入を得ることもできるかも知れません。
また、副業にトライしてみることのメリットとしては、お金に対しての考え方が変わることかも知れません。
良く言われるようにサラリーマンの場合、あまり税金などを理解していない、理解する必要がない状況にあることが多く、かなりもったいないケースもあるようです。
副業にトライしてみることで、そのあたりを勉強する必要が出てきますので、マネーリテラシーを上げる一歩という意味でも重要になるのではないでしょうか。
本来のあるべき姿は、基本給に反映してほしい
これまで、皆さんがある程度残業を見込んで仕事をしていたのと同様に、会社側も、ある程度の残業代を払うことを見込んで計画を立てています。
そのため、確実に残業代が減っていくのであれば、会社側もこれまでは見込んでいた残業代を見込まずに考えていく必要があると思っています。
それは、残業代が無くなり会社の業績が良く見えるようになる、というだけではなく、やはり社員に還元していく仕組みが必要なのだと思います。
それは、基本給のアップなのか、ボーナスで還元するのか、やり方は様々だと思いますが、どのように考えているかを明確にする必要があると思っています。
私は会社の人事側の人間ではありませんので、一社員の愚痴ととらえられるのかも知れませんが、ここは必要なことかなと思います。
まとめ
サラリーマンとして働いてきていると、今回のコロナのような状況に対応する力がほとんどないと痛感させられます。
会社から毎月給料がもらえる、まじめに仕事をしていればクビになるようなことも少ない、という安定した生活に安住していたのだと感じます。
いまから副業にトライしたとしても、稼げるようになった時にはコロナの状況は終わっている、ということになるかも知れません。
それでも、いつ同じようなことが起こるか分かりませんし、マネーリテラシーを高めておくという意味でも、何かしらの対策を検討し、一歩踏み出してみることが重要なのだと思います。
サラリーマンだから個人事業主より劣っている、というような考えではなく、自分自身で必要な知識はつけ、自身の生活を守る努力をしていくことが重要なのだと感じます。
参考記事：
